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SEPPUKU Web

巣矢倫理子のブログです

推しが死んだときに流すBGMをまとめた

感想・レビュー

完全に独断と偏見でしかないのだが、気に入っている曲のなかから「推しが死んだ」というシーンに合うものをピックアップしてまとめてみた。選曲は腐女子によるので、「推しカプの片割れが死んだ時」と言い換えたほうが適切かもしれない。なお、「衝撃からの回復を図る」ものではなく「余韻に浸って泣く」ことを想定した選曲なので悪しからず。

宇多田ヒカル「Be My Last」

歌詞はこちら

だいたいの腐女子が通った道ではないかと思うが、改めて紹介させて欲しい。普通に聞けば別れざるを得なくなった恋人を想う歌なのだが、深読みすればあらゆるカプに応用しうる。なんたって「Be My Last」なんだからな。

東京事変「落日」

動画はなかった。歌詞はこちら

「僕は偶然君に出遭ってごく当たり前に慈しんで 夕日を迎えた さあもう笑うよ」という最後のサビは、遺された側として責任めいたものを感じて笑おうとするけれどまだ立ち直り切らないような繊細な時期を想起させる。笑うけれども斜陽に変わりはないのだ……。

「恋人の死」めいたテーマで言えば、事変は「私生活」もなかなかよい。こちらは病死系。

YUKI「長い夢」

歌詞はこちら

YUKIの息子が自然死してしまった後に作られた曲。ニコニコをいっとき見ていた人には「ゆめにっき」MADで知られているかもしれない。「バイバイ長い夢 そこに行くにはどうすればいいの」という高音のサビがとにかく突き抜けて美しく、長くても夢は夢で、目が覚めたらやっぱりあの子はもういないんだ、と思わせられる。相手の死に囚われていながらも決して後ろ向きではない絶妙なバランスが心地よい。

Cocco「絹ずれ」

歌詞はこちら

Coccoというとメンヘラ系の印象ばかり先行しがちなのだが、実際激しい病気感を爆発させているのは初期の曲で、2010年代を過ぎてからの曲は穏やかで叙情的なものが多い。「絹ずれ」は生きること自体への罪悪感が滲み出しており、浸っている感傷の余韻を深めてくれる。

Cocco「しなやかな腕の祈り」

アルバム「ラプンツェル」収録の一曲で、PVはない。歌詞はこちら

逆立った神経を丁寧に指で直されるような名曲。話の展開に脳をやられて眠れない時に、小さな音でこれを流すとよく眠れる。暖炉の前のロッキングチェアでぼろぼろの恋人を抱いて揺れる受けを想像するとなおよい。

salyu「iris〜しあわせの箱〜」

歌詞はこちら

レイトン教授シリーズ2作目の主題歌なので、知っている人も多いと思う。主題歌ものを挙げるのはちょっとアレかなと思ったのだが、salyuの声の美しさがあまりにも過去の追憶に適しているということを書きたくてラインアップしてしまった。初期の小林武史によるプロデュース楽曲は言葉遣いのエモさがたまらない。

「あなたのほうが知っていた 私が大事にしてたもの」という歌い出しだけでもう死ぬやつは死ぬ。相手が死んでしまってからずいぶん経って思い出しているようなイメージ。PVもかわいいので一見の価値がある。

・ふくろうず「灰になる」

歌詞はこちら

私は歴オタなので推しの命日に墓参りに行くわけだが、この曲を勝手に墓参りソングだと思って聴いている。「明日晴れたらね 君に会いに行こう 誰にも言わないよ あなたを愛してる」って、そう、晴れてないと墓参りは大変だし、墓に向かって愛をささやくときは誰しも孤独だ。

 

また増補するかもしれない。追加してほしいものがあればブコメなどで教えて下さい。